バスケットボール男子Bリーグでプレーオフのチャンピオンシップ(CS)進出会見が6日、都内で行われ、出場8チームの主力選手が意気込みを示した。

B1全チーム中最高勝率を記録して東地区優勝の宇都宮ブレックスは2季ぶり3度目の優勝を狙う。日本代表としてパリ五輪での活躍も期待される比江島慎は「今季はチーム全体として戦う意識があり、成長を感じられるシーズンだった」と胸を張った。最後に目標を聞かれると、「え…ゆ、ゆ、ゆ、優勝です」と、なぜか戸惑い気味に宣言した。

その宇都宮と準々決勝で激突するのが千葉ジェッツ。レギュラーシーズン前半はなかなか波に乗れなかったものの、徐々に調子を上げ、東アジアスーパーリーグ(EASL)、天皇杯で優勝。日本代表候補の金近廉は「(CSでも)優勝したい。3つのタイトルを取ることが目標」と意気込んだ。3季ぶり2度目の頂点を目指す

連覇を目指す琉球ゴールデンキングスは、5季ぶり3度目の制覇を目指すアルバルク東京と対戦。中地区優勝の三遠ネオフェニックスは広島ドラゴンフライズと激突する。

この日に唯一行われたレギュラーシーズン最終戦を制して西地区優勝を決めた名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、シーホース三河との愛知対決に挑む。

プレーオフはすべて2戦先勝方式。準々決勝は9〜13日、準決勝は17〜21日に開催。決勝は中立地の横浜アリーナで25〜29日に行われる。