ラグビー・リーグワンの神戸は10日、今季で退団する10選手とスタッフ2人を発表した。

選手はプロップ五十嵐優(30)、フッカー山田生真(25)、酒木凜平(24)、ロック張碩煥(32)、フランカー井上遼(27)、NO8アーディ・サベア(30)、SH清水麻貴(23)、CTB池永玄太郎(27)、中孝祐(27)、シオネ・タプオシ(21)。

スタッフはFWコーチのニコラス・ホルテン氏(42)、S&Cコーチの山口大輔氏(28)。

同日、神戸市内のクラブハウスでリーグ5位に終わり、プレーオフ(PO)進出を逃した今季を総括した。

デイブ・レニー・ヘッドコーチ(HC、60)は「POにいけなかったのは残念だが、それが自分たちの現在地。チームとしては成長している。ただ、重要な場面でおかしたターンオーバーが結果につながりもした。自分自身もチームも学ぶことが多かった。来季に向けてチームの理解度を深めたい」。

共同主将のWTB山下楽平(32)は「来季は必ず優勝できるように頑張っていきます」と宣言し、そのポイントに「今季に新しいことを学んで土台はしっかりできたと思う。あとは一貫性と1つ1つのプレーの精度。優勝、POにつなげる上で正しかったのか。(来季までの)3カ月を過ごしたい」と力をこめた。