大分県警別府署は3日、別府市内の50代女性が交流サイト(SNS)を使った投資詐欺に遭い、現金103万円をだまし取られたとして、防犯メールで警戒を呼びかけた。

 署によると、1月上旬ごろ、被害者がスマートフォンでSNSを使用中、表示された投資に関する広告をタップした。金融アナリストを名乗る人物とつながり、相手方から「アプリを使って投資をすればもうかる」「投資には元金が必要」「さらに利益を出すには元金を増やさなければならない」など言われた。アプリをダウンロードして利用し、3回にわたり指定された口座に振り込む方法で現金をだまし取られる被害にあったという。