大分南署は7日、管内で交流サイト(SNS)を使った投資詐欺が発生し、1157万円をだまし取られる被害があったとして、防犯メールで警戒を呼びかけた。

 署によると、1月上旬ごろ、被害者がSNS上で女性と知り合い、メッセージでのやりとりを重ね親しくなった。その際に「脱炭素の取引をしている」「私はこれでもうけている」「あなたもやった方が良い」などと投資話を持ちかけられた。女性から教えられたサイトに登録し、脱炭素取引などの代金として、12回にわたり、指定された口座に現金を振り込み、だまし取られたという。

 同署は「SNSで知り合った相手から投資を勧められるのは詐欺の手口です。お金を振り込む前に家族や警察に相談してください」と注意喚起している。