◆西武―ソフトバンク(3日、ベルーナドーム)

 西武のドラフト1位ルーキー、武内夏暉が対戦を待ち望んでいたソフトバンクの柳田悠岐と初回1死一塁で初対決し、148キロの直球でバットを折って二ゴロに打ち取った。

 小学生のころから約10年間ソフトバンクのファンクラブに入っていた武内は、小学生の時に試合前練習で柳田の鋭い打球に感動し、対戦を望んでいた。「風格もありますし。でもやっぱり投げる以上、絶対抑えたい。気持ちは負けないようにやっていきたい」と憧れるのをやめて臨んだ対決で、攻めの投球を披露。折れたバットが飛んできてひやりとしたが、後続も打ち取った。