◆ソフトバンク―日本ハム(6日、みずほペイペイドーム)

 今季初先発したソフトバンクの和田毅が5回を8安打4失点と粘り、勝利投手の権利を持って降板した。

 初回は無失点で切り抜けたが、1点リードの2回は松本剛の犠飛や3連続長短打などで3点を失って逆転を許した。

 打線が再逆転した直後の4回も3連打で無死満塁とされ、1死後に郡司裕也の右犠飛で同点とされたが、今川優馬を右飛に仕留めてこの回は最少失点で切り抜けた。

 ベテランの踏ん張りに呼応するように、打線は直後の4回に三森大貴が勝ち越しの1号2ラン。5回にも山川穂高の2打席連発となる8号ソロなどでリードを広げた。

 和田は43歳2カ月での今季初登板。このまま白星を手にすれば、自身が昨年10月3日の楽天戦で記録した42歳7カ月の球団最年長勝利記録を塗り替える。