美麗平ボディ・英佑丸は、以前「花電車」の名で一世を風靡した平成元年式のレンジャー4Eがベース。譲り受けたときから付いていたというフロント&サイドバンパーの魅力を生かしながら、全身を高品位かつセンスよくアートした。「80年代当時のスタイルを意識しました」という注目車だ。

フルメッキされたキャブ回りは、キャデラックバンパーとの相性抜群なトレーラグリル&バスライトが精悍。また、キャブルーフには、齋藤さん自身がこしらえた鳥カゴ型シートキャリアが鎮座する。前面を彩る塚原工芸製アンドン×3枚や2段ハチ巻きも見応え十分だ。

そのほか、前面にマーカーを並べた平型バイザーや菱抜きデザインをあしらったミラーステー、メッキ感が美しい菱リングの分割式キャブハシゴなど、随所に個性と品格を兼ね備えた大型パーツ群をラインナップする。

一方、1mアオリのボディ回りは、名文句アンドンを組み合わせたサイドバンパーや、丸テール×15発をレイアウトしたリアエンドなど、アンダーセクションも魅力十分。「今後はバンパーをラッセルに変更予定です」と進化は止まない。

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カミオン2014年6月号をもとに再構成