おととしの豪雨で被災し、運休が続いている米坂線について、JR東日本は5月29日に3回目となる沿線自治体との協議を行うと明らかにしました。

おととし8月に県北を襲った豪雨で被災し、村上市の坂町駅と山形県の今泉駅の間で現在も運休が続いているJR米坂線。

JR東日本は早期の復旧を望む沿線自治体などとこれまでに2回復旧検討会議を行ってきましたが、5月29日に3回目となる会議を行うことを明らかにしました。

前回の会議では沿線自治体などが通勤通学や観光などでの米坂線の利用状況をまとめたデータを提示。

【JR東日本新潟支社 白山弘子 支社長】
「鉄道の持続可能性・持続的な運営を加味しながら、色んな角度から我々も検討させてもらった」

次回の会議では、JR東日本が前回の会議を踏まえ検討した内容を報告する方針です。

【JR東日本新潟支社 白山弘子 支社長】
「間もなく2年になろうというところ。我々的にはお待ちいただいている方、結果、今後どうなるかわからないことによって不安を感じている方がいるということも十分理解しているので、議論自体はスピードアップしていきたい」

3回目の会議は山形県で行われ、県の担当者や沿線自治体国交省も参加する予定です。