イギリス王室を離脱したヘンリー王子は、一時帰国中に、がんの治療を続ける父親のチャールズ国王と面会する予定がないことがわかりました。

ヘンリー王子は、自身が創設した負傷兵や退役軍人らが対象の国際スポーツイベント「インビクタスゲーム」を主催する財団の記念イベントに出席するため、イギリスに一時帰国しています。

地元メディアによりますと、ヘンリー王子は、今回の一時帰国中に、がんの治療を続ける父親のチャールズ国王と面会する予定はないということです。

ヘンリー王子の広報担当者は、「国王は多忙なため、会うことはできないが、近く面会できることを望んでいる」としています。

ヘンリー王子の帰国は、今年2月に父のチャールズ国王のがんの公表後に短時間滞在して以来初めてとみられています。

ただ、兄のウィリアム皇太子も、記念イベントには出席しないということで、今回の一時帰国では、家族との交流はない可能性が指摘されています。