こんにちは!
「水中ゴミ拾い専門店Dr.blue」でゴミ拾いダイビングのインストラクターをしている東真七水(アズママナミ)です。

「水中ゴミ拾い専門店Dr.blue」東真七水(アズママナミ)

私は「スキューバダイビング」と「ゴミ拾い」を掛け合わせ、海の底に沈んだゴミをスキューバダイビングをしながら楽しく回収するという「水中ゴミ拾い」を新しいマリンアクティビティとして広める活動をしています!

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今月は、〜沖縄の海にはロマンが眠っていた!江戸時代の通貨「寛永通宝」を拾う〜について書かせていただきます。

先月4月25日、嘉手納町のポイント「水釜」で潜った日のこと。
なんと水深10mのところで、江戸時代の通貨「寛永通宝」を発見したのです!

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海の中のゴミを拾うことは「宝探しのようだ」というお話を過去にしていたのですが、

詳しくはこちらの記事をチェック!

今回ついに本物のお宝を拾ってしまいました。

調べてみると、寛永通宝は1636年から約300年間流通していて、状態が良く珍しいものであれば、なんと30万円で売買されることもあるそう。
私が見つけた寛永通宝はすっかり変色していて、やや歪みもありました。

個人で調べた結果ですが、種類の希少性という点で見ても、おそらく30万円もの値段はつかないと思います。
それでも広大な海の中、このような昔の古銭と出会えたことに胸が高鳴り、私にとって大切な海ゴミコレクションの1つとなりました。

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この「水釜」というポイントは、3年前から何度も水中ゴミ拾いで訪れていますが、今回のような体験は初めてでした。
また、水中ゴミ拾いを続ける中で気付いたことが、台風や大雨の後に数十年前のゴミが出てくる場合が多いということ。

ちなみに台風には海をかき混ぜる効果があったり、大雨には地表を削ったり、水量や流れを増す効果があります。

海中のゴミは砂中に全身が埋まっているもの、岩などの下敷きになり隠れてしまっているものが多いと感じますが、今回もそのようなゴミが様々な影響で偶然出てきたのでは、と推測しています。
そのためもしも私の考えが当たっていれば、海の中には数十年〜数百年前のゴミがまだたっぷりと眠っている可能性がありますね。

だからこそ海のゴミとの出会いは一期一会、『一期ミ一会』だといつも感じています。

本当に、水中ゴミ拾いはとてもロマンチックなのです。

今年に入ってから回収できるゴミの量が随分減少し、これまでの活動成果を感じるものの、今後も何かのきっかけでまだ見えていない面白いゴミ達が姿を表すことがあるかもしれません。

一筋縄ではいかないゴミとの出会いを大いに楽しみながら、これからも活動していきたいと思います!

ちなみに、寛永通宝を拾ったダイバーの記事を他にも拝見したので、未だに全国の海にたくさん眠っているのかも…?

皆さまもゴミ拾いをしていると、いつか突然現れるかもしれませんね♩

3月&4月の「水中ゴミ拾い」の成果

3月の水中ゴミ拾いの結果は、8.15kg
4月の水中ゴミ拾いの結果は、8.58kgでした!

また、レアゴミMVPは…

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ポイント:水釜 2024/4/25

もちろん、「寛永通宝」です!

砂地に一枚だけ、このようにポツンと落ちていました。

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この辺りは決してゴミが溜まりやすいエリアではありません。
帰り道にたまたま目に入り見つけることができた、という感じでした。

いつ、どこに、どんな珍しいものが落ちいるのかわからないところが水中ゴミ拾いの魅力であることを再認識する体験となりました♩

Dr.blueではシーズンを問わずゴミ拾いを開催しております。

皆様のご参加、心よりお待ちしております♩
※水中ゴミ拾いダイビングのご参加にはスキューバダイビングのライセンスが必要です。
 

今月も最後までお読み頂きありがとうございました。
次回の連載は、6月上旬の予定です!

また来月もよろしくお願いします^^

#寛永通宝
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