韓国の13人組ボーイズグループ・SEVENTEENが29日、韓国・ソウル市内でベストアルバム『17 IS RIGHT HERE』発売記念グローバル記者会見を開催し、アルバムに対する想いを語った。

 今作ついてMINGYUは「ベストアルバムですし、デビューから今までのSEVENTEENの全てを盛り込みました。これまでのSEVENTEENを振り返りながら、これからのSEVENTEENの新たな始まりを知らせるアルバムです」と話し、これから始まるアルバム活動についてHOSHIは「ベストアルバムの活動だけに“ベスト”なSEVENTEENを見せたい」と意気込んだ。

 9年間の足跡を凝縮した『17 IS RIGHT HERE』は、SEVENTEENの過去・現在・未来を表現する集大成のアルバム。タイトル曲「MAESTRO」をはじめ、HIPHOP TEAMの「LALALI」、PERFORMANCE TEAMの「Spell」、VOCAL TEAMの「Cheers to youth」の新曲4曲と、歴代タイトル曲28曲、デジタル配信のみ「Adore U(Inst.)」が盛り込まれる。

 SEVENTEENのアルバムプロデューサーでもあるWOOZIは、新曲4曲の作詞・作曲に全て参加。S.COUPS、WONWOO、THE 8、MINGYU、VERNON、DINOもユニット曲の作詞に参加した。

 29日午後6時には「MAESTRO」のミュージックビデオ(MV)が公開された。SEUNGKWANは「全てのことをAIや新技術で作る世界を背景にしている。その中でSEVENTEENの指揮で真の創作が何かを表現しようとした。さまざまな存在とSEVENTEENが一つになってみんなで僕たちの世界を導く様子を表現した。MVにいろんな象徴が秘められているので、いろんな解釈をしてほしい」と伝えた。

 ユニット曲のMVも制作された。WONWOOは「雰囲気の違う3曲のミュージックビデオになった。完成度が高いので楽しみにしてほしい」とアピールしていた。

 今作を携え、5月18・19日に大阪・ヤンマースタジアム長居、5月25・26日に神奈川・日産スタジアム公演を行う。また、6月には英最大の音楽フェスティバル『グラストンベリー』にK-POPボーイグループ初のメインステージに上がり、9月にはドイツ『ロラパルーザベルリン』のヘッドライナーを務めるSEVENTEENは「私たちを大きなステージに立たせてくれた方々はまさにCARAT(SEVENTEENファン)」「その期待に応えられるようにかっこいい姿で活動する」と決意を示した。