最新の映画動員ランキング(4月26日〜28日の3日間集計、興行通信社調べ)は、週末3日間で動員94万人、興行収入13億5500万円をあげ、3週連続で1位をキープした。祝日(昭和の日)の29日を含む累計成績は、早くも動員644万9000人、興収92億9100万円を突破。シリーズ史上最高興収138.8億円を達成した前作『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』を上回る記録更新が見込まれる。また、劇場版27作目にしてシリーズ累計動員数が1億人を突破した。

 2位には、ハリウッド版「ゴジラ」と『キングコング:髑髏島の巨神』の世界観がクロスオーバーする“モンスター・ヴァース”シリーズ最新作『ゴジラ×コング 新たなる帝国』がランクイン。初日から3日間で動員30万6000人、興収4億6700万円をあげた。怪獣と人類が共存する世界で、未確認生物特務機関のモナークが異常なシグナルを察知。ゴジラのテリトリーである地上世界とコングのテリトリーである地下空洞が交錯し、ゴジラとコングが激突する。監督は『ゴジラvsコング』のアダム・ウィンガードが引き続き務め、出演はレベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリーらが続投し、新たにダン・スティーヴンスも参加。なお、祝日を含む4日間の成績は動員41万7000人、興収6億2200万円となっている。

 3位には、前週2位で初登場した『劇場版ブルーロック−EPISODE 凪−』が続き、同じく公開2週目の『陰陽師0』は4位となった。

 このほか新作では、6位に『Vシネクスト2本立て「キングオージャーVSドンブラザーズ」「キングオージャーVSキョウリュウジャー」』が初登場。新旧戦隊が共闘するスーパー戦隊作品「VSシリーズ」の30作目。監督は加藤弘之と坂本浩一、出演は酒井大成、渡辺碧斗、村上愛花、ほか。

 10位には、韓国の7人組グループ・BTSのメンバー、SUGAの初ソロワールドツアー最終公演を映像化した『SUGA | Agust D TOUR 'D-DAY' THE MOVIE』がランクインした。

■全国映画動員ランキングトップ10(4月26日〜28日)

1(1→)名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(公開週3)
2(NEW)ゴジラ×コング 新たなる帝国(1)
3(2↓)劇場版ブルーロック−EPISODE 凪−(2)
4(3↓)陰陽師0(2)
5(5→)変な家(7)
6(4↓)劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(11)
7(NEW)Vシネクスト2本立て『キングオージャーVSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』(1)
8(6↓)映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(9)
9(7↓)オッペンハイマー(5)
10(NEW)SUGA | Agust D TOUR 'D-DAY' THE MOVIE(1)
※11(9↓)ゴジラ-1.0(26)