ロックバンド・L'Arc〜en〜Cielのベーシスト・tetsuya(54)が15日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」(毎週水曜 後11:17)にゲスト出演し、今年でメジャーデビュー30周年を迎えるバンドに訪れた解散危機を明らかにした。

 この日はロックバンド・GLAYのギタリスト・HISASHI(52)とともにゲスト出演し、互いのバンドの裏話について語り合った。

 MCの濱家隆一(まかまいたち)が「解散危機はなかったんですか?」と切り出すと、tetsuyaは「辞めたいってメンバーはいましたね」と告白し、それがボーカルのhydeだと明かした。ある時、スタッフを通じてhydeから「バンドを脱退したい」という旨の手紙が届いたという。tetsuyaは「思いつきとかでってタイプじゃないので、よっぽど考えた上での結論やなって思ったんで、『しゃーないな』って、受け入れるしかないから解散しようと思って」との思いでメンバーを集めて解散を決心した当時を振り返った。

 しかし、スタッフから「お前リーダーなら止めろよ」と怒られたといい、その後に説得に成功したという。「あっ止めなあかんかったんかって初めて気づいて…」と話すtetsuyaに「スタッフというか、全ての人の代表の言葉ですよ」とHISASHIからごもっともな指摘が入った。