子育て中のパパママを悩ませるもののひとつ「子どもの寝かしつけ」。そんな難易度の高い”育児テク”をマスターし、まるで魔法でもかけたかのように赤ちゃんを眠らせてしまう7歳の男の子と、斬新テクニックで赤ちゃんを即寝させる新米パパに大きな反響があった。「すごい」ながらも「ほっこり」微笑ましいこの2人の特異スキル「寝かしつけ」法を改めて振り返る。

■0歳の妹を7歳にぃにに預けたら…「兄堕ちw」「子育ての天才」

 まず紹介するのは4兄妹の長男で小1のにぃに翔央吉くん。高度な育児テクをわずか7歳で完璧にマスターしたにぃにの姿に動画は140万再生。「参りました!」「兄堕ちw」「子育ての天才」などのコメントが寄せられた。

 翔央吉くんママによれば、翔央吉くんが初めて「寝かしつけ」をしたのはママが御飯を作っているタイミングで、0歳妹のさあやちゃんが泣いてしまった時。

「翔ちゃんが『俺が抱っこしとくわ!』と言ってくれたので『多分眠たいから、ちょっと揺れてトントンしたら寝ると思う』と声をかけ、少しお願いしたんです。そうしたら心地よかったのか、すぐに眠ってしまって。そこから自信がついたみたいで、さあやちゃんが泣いた時は『寝かせてみて良い?』と自分で考えた寝かしつけ方法を試していました」

 さあやちゃんが目をつむったら抱っこして、ちょっとだけ「ゆらゆらトントン」。立ちながら抱っこしている時は、いきなり座ると起きてしまうので10分ぐらい待ったあたりが座るタイミングなのだという。

「そのうちすっかり上手になって。最近ではママじゃなく、翔ちゃんにさあやちゃんから近づいて寝かせてもらおうとしている時もありますよ(笑)」

 最近(取材時)までは新生児並に2〜3時間で号泣して起きるを繰り返していたというさあやちゃん。産まれた時から抱っこで寝るのが好きで、寝ていても置くと泣いてしまうので、寝不足の中、長時間抱っこの日々が続いていたそう。0歳児を含む4兄妹育児は、毎日バタバタと話す翔央吉くんママ。それでもおやすみのギューは欠かさないという。

「大変な事もいっぱいあると思いますが、子ども達と一緒に楽しい毎日を過ごして行きたいです! そして大きくなっても仲良く助け合える4兄妹でいてくれる事を願っています」

■新米パパの斬新すぎる“寝かしつけ”に220万再生「マジで寝る」「神業ww」

 眠くてグズる生後2ヵ月の娘さん。新米パパが独自に生み出した“秘技”を繰り出すと、なんと、わずか3秒で夢の中へ。そんな“超絶寝かしつけ”を披露したショート動画に220万再生の反響があり、全国のパパママから「神業ww」「すぐやります!」「ねたぁぁぁ」など、多くのコメントが寄せられた。

 その“秘技”とは、息もつかせぬ「シャッシャッシャッシャッシャッ」の連続発声に合わせて、手も高速トントントントントン!奇妙かつシュールな“寝かしつけ”に思わず笑いが…ところが3秒後、見事に娘さんはご就寝。新米パパ・材木さんはどのようにしてこの技を習得したのだろうか。

「最初は面白半分で、吉川晃司さんというか、どちらかというと吉川晃司さんのマネをする神奈月さんっぽく『シャッ!シャッ!』と言ってたんですが、ある時、娘がうるさいはずなのに寝そうになったんです。『あれ?これもしかして寝かしつけイケる?』と思い、『シャッ!シャッ!』の発音に改良を加え、妻から効果的だと聞いていた高速トントンと組み合わせてあの技が完成しました」

 あまりの動画のバズりように「こんなことになるなら、あんな汚ったない髪型じゃなくて、ピシャッと髪の毛セットして、撮影すればよかったです」と笑う材木さん。

「今の時代、男だからとか女だからとかは関係なく、男も家事や育児を普通にする時代です。妻とのルールで家事も子育ても余裕がある方がやる。このルールに従って普通に家事や育児をしているだけです。もう一つのルールで、日曜日を隔週でお互い好きな時間を設けるようにしています。僕は趣味の釣りに行ったり、妻は映画を観に行ったり、その間はどちら片方が完全に1人で子どもをみるようにしてます。もちろん家族みんなで出かけることも楽しいですが、1人の時間もお互い大切に考えています。ストレスがたまらないように、そういったルールを設けてます」