心と体の調和を保っている“きれい”な方々に、インナービューティー(内面美容)アイテムをリサーチ!
長年愛用している定番品や、話題のトピックスまでをお届けします。


大人世代が読みたい一冊

美しさの意味が何であれ、美しいことは結果として人を惹きつけ、素敵な出逢いや経験に恵まれるための必要要素であるとすれば、「美容」とはありのままの自分を認めながら「ありたい自分」と「見られたい自分」を近づけていくための所作ではないかと思うのです。
そして僕の「美容」という仕事が、ひとりの人に素敵な出逢いや経験を引き寄せるお手伝いをすることであるならば、化粧品を作るという枠に囚われず、体の中や精神面からもっと伝えるべきことがあるのではないかと思い、『食べる美容』であり「読む美容」であるこの本の出版に至りました。

『食べる美容』(茂田正和著)¥1,980(主婦と生活社)
—本の中から抜粋—

著者
茂田正和
さん
皮膚科学研究者であった叔父に師事し、スキンケアライフスタイルブランド『OSAJI』を創立。

「旬の食材を組み合わせて摂ることで体が整い、その結果肌がきれいになるということが、この本を読んで腑に落ちました。茂田さんの食材と調味料の組み合わせがとてもセンスがよく、レシピが簡単で美味しいところもいい!」
(推薦:スタイリスト・中里真理子さん)


『食べる美容』からこの時季にぴったりの2品をご紹介!

切り干し大根のナムル

材料(2人分)
切り干し大根……30g
乾燥キクラゲ…10 枚
【 タレ 】
ニンニク…1 片(すりおろす)
白すり胡麻…大さじ1
胡麻油…大さじ2
オイスターソース…大さじ1
塩…小さじ1
白胡椒…小さじ1
【 仕上げ 】
ピーナッツ…8粒(砕く)
小葱…5 本(小口切り)

作り方
ボウルにタレの材料を混ぜ合わせておく。

切り干し大根とキクラゲを水で戻し、1 分ほど湯がいたらザルに上げてしっかり湯切りをする。キクラゲは千切りにし、切り干し大根と一緒に①とよく和える。器に盛り付け、ピーナッツと小葱をちらす。

蛍烏賊と菜花の土鍋飯

材料(2 人分)
生蛍烏賊…20 杯
あさり…200g
菜の花…5 本(5㎝に切る)
日本酒…50ml
白醤油…小さじ1(菜の花下味用)
米…1.5 合
水…適量
あさりの出汁…適量
A
しょうが…小ゆび1本程度(千切り)
醤油…大さじ1
味醂…大さじ1
塩…小さじ1/2

作り方
砂抜きした殻付きあさりを、殻を擦り合わせるようにして真水でよく洗う。あさりを鍋にいれて日本酒を加え、火にかけたら蓋をして酒蒸しにする。殻が開いたら火を止め、あさりを取り出し、身を殻から外しておく。

土鍋に、研いだ米、酒蒸しして出たあさりの出汁すべてと水を合わせて270 m lにしたもの、Aを入れ、蓋をして炊く。火加減と時間の目安は、中火にかけてふつふつと沸騰したら弱火にして10 分程度。

炊き上がったら火を止めて、ご飯の上にあさりの身、蛍烏賊、さっと茹でて白醤油で和えておいた菜の花をのせたら蓋をして、余熱で10 分ほど蒸らす。


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撮影/古家佑実[SORANE]、PIXTA スタイリング/佐野友美 文/坂口みずき

大人のおしゃれ手帖2024年4月号より抜粋
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