気象庁によると、週末は全国的に気温が高くなる見込みで、熱中症には注意が必要です。そんな中、厚生労働省が、熱中症予防のために暑い環境を避けるよう、Xの公式アカウントや公式サイトで注意を呼び掛けています。

 厚労省によると、熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。

 屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、 救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあるということです。

 そこで、厚労省は、熱中症予防のために暑い環境を避けるよう呼び掛けるとともに、次の6つの対策を行うよう、Xで紹介しています。

(1)扇風機やエアコンで温度を小まめに調節する

(2)遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用

(3)外出時には日傘や帽子を着用する

(4)天気が良い日は日陰を利用し、小まめに休憩する

(5)吸湿性・速乾性のある通気性の良い衣服を着用する

(6)保冷剤、氷、冷たいタオルなどで体を冷やす

 なお、「熱中症警戒アラート」の発表時は外出をできるだけ控えるよう、アドバイスしています。