5月16日(木)、ドラマ『Believe−君にかける橋−』の第4話が放送された。

第4話は、主人公・狩山陸(木村拓哉)が「帝和建設」土木設計部で働いていた頃の部下・南雲大樹(一ノ瀬颯)が大きな葛藤を抱える展開に。

最終的に“ある決断”をした南雲だが、事態は思わぬ方向へ転がり、視聴者を驚かせている。

(※以下、第4話のネタバレがあります)

◆「もう巻き込まないでくれ!」

自身が働いていた「帝和建設」を守るため、「龍神大橋」の崩落事故の責任を被り、無実の罪で刑務所に入っていた狩山(木村)。

しかし彼は、事故の真実を明かそうと思い直し、脱獄を実行。そして、以前に事故の重要証拠を託していた元部下の南雲(一ノ瀬)に接触しようと試みる。

一方の南雲は、会社から狩山と関わらないよう言われ、その代わりに出世の道を用意されていた。

逃走中の狩山と再会した南雲は、戸惑いながらも「腹…減ってるんじゃないですか?」と食事を持って現れ、狩山を心配する様子を見せる。そして南雲は、証拠は会社にあるといい、「パスワードは1184」と連絡用のスマートフォンを渡してひとまず立ち去った。

南雲が一度家に戻ると、そこには同僚で婚約者の本宮絵里菜(山本舞香)が。

絵里菜は南雲の不審な様子を怪しみ、「もしかして、狩山部長から連絡があったんじゃないの?」と指摘。言葉を濁す南雲に絵里菜は、「いま何が一番大事か分かってる?」「(狩山を)助けたら引きずり込まれる」と必死に訴えた。

思い悩んだ南雲は狩山に電話し、「僕は…もう戻りません」と伝える。「その携帯は電源を切って見つからない場所に捨ててください。部長に貸したとわかれば僕も罪になりますので」と話す声は震えていた。

これに狩山は「お前それで平気なのか? 見て見ぬ振りできんのか?」と強く諭すが、南雲は思わず激昂。「今さら正論吐くなよ!」「もう巻き込まないでくれ!」と語気を強めて電話を切った。

◆狩山と決別したものの…

こうして一旦は狩山と手を切った南雲だが、工事中の橋の写真などを眺めながら、狩山と働いていた日々を思い返す。

そして南雲は会社に赴き、証拠を持ち出そうと試みた。

しかし、なんとか取り返した証拠のデータを運ぶ途中で、弁護士・秋澤良人(斎藤工)に止められ、もみ合いの末に階段から転落してしまう。結局証拠は秋澤に回収され、南雲は意識不明のまま病院へ運ばれることに。

このまさかのアクシデントに、SNS上では「応援していたのにそんな…」「どうなるの」「あんなことになるなんて…泣」「記憶なくさないか心配」と動揺する視聴者が続出。

また、第4話で一気に重要人物となった南雲に好感をもつ声も多く投稿されており、特に南雲のスマートフォンのパスワードが「1184(いい橋)」だったことに「いい橋で陸さんと気持ち繋がってた」「南雲くんもやっぱり橋屋だね」とほっこりする視聴者のコメントも数多く書き込まれていた。