2024年7月より放送開始のドラマ『南くんが恋人!?』。

今もっとも注目される若手女優・飯沼愛を主演に迎え、これまでに幾度となく映像化されてきた名作『南くんの恋人』(原作・内田春菊/青林工藝舎刊)を令和初の映像化。

相手役の“南くん”役にはFANTASTICSのメンバーとして活躍する八木勇征を迎え、『南くんの恋人』の男女逆転バージョン、『南くんが恋人!?』が放送される。

テレビ朝日では、1994年に高橋由美子&武田真治、2004年には深田恭子&二宮和也、と二度にわたって連続ドラマ化された名作『南くんの恋人』。その最新版として令和に甦る今作『南くんが恋人!?』に出演する豪華共演陣が一挙解禁された。

今作には、1994年にテレビ朝日で放送された『南くんの恋人』で“南くん”を演じた武田真治の出演が決定。同作では、小さくなってしまった“ちよみ”を大切に世話しながら一緒に暮らす心優しい南浩之を演じ、まさに一大旋風を巻き起こした武田。

そんな武田が今作『南くんが恋人!?』で演じるのは、ちよみの父・信太郎。

自宅の隣で焼き鳥店を営む信太郎は、実はちよみとは血の繋がりはないが、ちよみのことを大切に思っている。そんな、以前に演じた“南くん”に負けず劣らず心優しい男性だ。

武田は、1994年の『南くんの恋人』は自身にとって「出世作となった」と言い切り、「内田春菊さん原作のこの作品に再度関わることができ、うれしくて打ち震えました!」と興奮。

前作では“当事者”を演じたが、今作では当事者となってしまったちよみと南くんを見守る大人を演じることになり、「悩みを抱える娘と向き合う、その戸惑いやハラハラを全国の娘を持つお父さんにも共感してもらえたら」と、役柄への意気込みを明かした。

また、ちよみの祖母・百合子を演じるのは加賀まりこ。

そして、信太郎が営む焼き鳥店の常連で商店街で手芸店を営む“チャコ”こと木村久子役には室井滋、ちよみが所属するバスケ部のコーチでもある山高晋一役には光石研も決定している。

◆ちよみの母に木村佳乃、南くんの父に沢村一樹

さらに、本作で脚本を手掛ける岡田惠和の大人気作『ひよっこ』では夫婦役を演じた木村佳乃と沢村一樹が、また新たな形で岡田作品に参戦。

沢村一樹が演じるのは、小さくなってしまう“南くん”の父・晴幸。

ドイツ文学の教授で、妻を亡くして以来、息子と2人きり。ここ最近は“南くん”とのやりとりもあまりない。そんな父と息子の関係は、“南くん”が小さくなってしまったことでどんな風に変化していくのか。

そして、ちよみの母・楓を演じるのが木村佳乃。

台本を読んで、すでにたくさん「キュン」としているという木村。「(脚本の)岡田惠和さんはどうしたらあんなに若い女性のキュンがおわかりになるのか、ぜひ伺ってみたい」と目を輝かせている。