3月のインターナショナルマッチウィークで行なわれたプレーオフで、出場する24チーム全てが決定したEURO2024。

今回は『Planet Football』から「EURO2024の予選で敗退してしまった選手のベストイレブン」をご紹介する。

GK:ルカーシュ・フラデツキー





代表:フィンランド

クラブ:レヴァークーゼン

現在欧州のサッカー界で最も注目を集めるチームと言えるレヴァークーゼン。その守護神を務めるフラデツキーはフィンランド代表選手だ。34歳の彼は91capを持つ大ベテランだが、最後のEUROになりそうな今大会は予選を突破できなかった。

右SB:コナー・ブラッドリー





代表:北アイルランド

クラブ:リヴァプール

今シーズンのリヴァプールで印象的なプレーを見せている20歳のブラッドリー。北アイルランド代表でもすでに中心的な選手となっているが、デンマークとスロベニアの後塵を拝し、本大会に手が届かなかった。

CB:ベン・デイヴィス





代表:ウェールズ

クラブ:トッテナム・ホットスパー

ギャレス・ベイルが抜けたあとにウェールズ代表でキャプテンを任されたベン・デイヴィス。この予選では不安定な戦いを繰り広げ、プレーオフでPK戦の末にポーランド相手に敗れてしまった。

CB:ネイザン・コリンズ





代表:アイルランド

クラブ:ブレントフォード

ブレントフォードでセンターバックを務めている22歳の俊英がプレーするアイルランド代表は、フランスやオランダと同居する厳しいグループを勝ち上がることができなかった。組み合わせはとても不運だった。

左SB:コスタス・ツィミカス





代表:ギリシャ

クラブ:リヴァプール

スーパースターではないが、リヴァプールで信頼できるバックアップとなっているツィミカス。ギリシャはプレーオフまで進んだもののジョージアを相手にPK戦で敗れ、本大会出場までわずかに届かなかった。

DMF:イーサン・アンパドゥ





代表:ウェールズ

クラブ:リーズ・ユナイテッド

チェルシーに長く所属していたアンパドゥ。世界屈指の若手と言われた彼ももう23歳となり、期待ほどの活躍は見せられていないものの、ウェールズ代表では中心的な存在。今季はリーズで復活を見せているが、EUROには届かず…。

CMF:エルジフ・エルマス





代表:北マケドニア

クラブ:RBライプツィヒ

北マケドニア共和国はEURO2020で本大会に出場し、3連敗ながらいい戦いを見せた。しかし今回はイングランド、イタリア、そしてウクライナと同じグループという不運な組み合わせとなり、4位でプレーオフまで進めなかった。

CMF:マルティン・ウーデゴール





代表:ノルウェー

クラブ:アーセナル

ノルウェーを牽引するペアの一人であるウーデゴール。2021年からキャプテンを任されているが、EURO2000以来となる本大会出場を成し遂げることはできなかった。アーセナルファンは彼が休息できることに安堵しているだろうが…。

右WG:デヤン・クルセフスキ





代表:スウェーデン

クラブ:トッテナム・ホットスパー

素晴らしい前線が揃っているスウェーデン。イブラヒモヴィッチが引退したあと、急速にタレントが揃ってきた。しかしEURO予選ではベルギーとオーストリアに大きな差を付けられ、突破には近づくことが出来なかった。

左WG:アレクサンデル・イサク





代表:スウェーデン

クラブ:ニューカッスル

クルセフスキやギョケレス、エランガらがいるスウェーデン。このイサクも現在大ブレイク中のストライカーだが、EURO予選では力を発揮できなかった。24歳の天才ストライカーが国際舞台で活躍する日はまだ先になりそうだ。

FW:アーリング・ハーランド





代表:ノルウェー

クラブ:マンチェスター・シティ

UEFAによる複雑な予選システムの犠牲になったといえるノルウェー。グループ3位ながら、ネーションズリーグの結果によりプレーオフに進めず。予選で6ゴールを決めたハーランドであるが、まだ世界の舞台で戦う日は来ない。