農機具用のエンジンを盗み、逃走する際に男性を車でひいた疑いで無職の男が逮捕されました。

強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、福山市沼隈町の無職の男(64)です。警察によりますと、男は5月13日午後4時45分ごろ、福山市熊野町の資材置き場で、男性(81)が所有する農機具用エンジン1台を盗んだ際、声をかけた男性に軽乗用車を接触させ、さらに男性の左足をタイヤでひいた疑いがもたれています。

男性は軽いけがをしたということです。

警察の調べに対して男は「盗んだのは間違いないが、相手を脅したりしていないので強盗ではないと思う」と容疑を一部否認しているということです。

男は盗んだエンジンを軽乗用車に載せようとしたところ男性に見つかり、「移動させていた」などと釈明したうえで逃走したということです。警察は男が換金目的でエンジンを盗んだとみています。

2人に面識はなく、近隣の地域では他にもバッテリーなどが盗まれる被害が複数あるということで、警察が関連を調べています。