シンガポールを旅行中の中国人観光客が無許可でドローンを飛ばし、現地警察から取り調べを受けた。中国メディアの新京報が2日付で伝えた。

在シンガポール中国大使館によると、中国人観光客が「素晴らしい映像」を撮影しようとシンガポールの国会議事堂付近でドローンを飛ばしたところ、現地警察に連行され取り調べを受けたという。

騒動を受け、同大使館は中国人観光客およびシンガポール在住の中国人に対し、「法律意識を高め、むやみにドローンを飛ばさないように」と呼び掛けた。

中国のネット上では「海外に行ったらその国の法律を守るべし」「無知の結果だ」「自業自得だ。(中国の)街中で勝手にドローン飛ばすやつもしょっぴいてほしい」「シンガポールは(中国)国内のように甘やかしてはくれないぞ」「国内はともかく、海外ではわがままに振る舞うな」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田)