[3日 ロイター] - 世界最大の政府系ファンド(SWF)ノルウェー政府年金基金の倫理委員会が環境負荷への懸念から、保有する英豪資源大手リオ・ティント株の売却を推奨する可能性を検討していると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が3日報じた。

リオ・ティントに対し、ブラジル・アマゾン熱帯雨林での事業による環境負荷に関して同社の評価を行っていると伝えたという。

同基金は世界の上場企業8800社に投資し、上場株式全体の1.5%を保有している。ノルウェー銀行インベストメント・マネジメントが運用を担う。

昨年末時点でリオ・ティント株2.24%、27億ドル相当を保有していた。