Anton Bridge

[東京 30日 ロイター] - アクティビスト(物言う投資家)として知られる米エリオット・マネジメントが、住友商事の株式を数百億円分購入したことが分かった。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

この関係者は、住友商事株の取引について詳細な数字を明かさなかった。エリオットからはコメントを得られていない。住友商事はコメントを控えた。

エリオットは近年、不動産デベロッパーの三井不動産に投資し、保有するオリエンタルランド株の売却を要求するなど、日本で積極的に活動している。

ウォーレン・バフェット氏が率いる米バークシャー・ハサウェイは2月に示した年次報告書で、日本の5大商社それぞれへの出資比率を約9%まで引き上げたと明らかにした。