Mehnaz Yasmin

[1日 ロイター] - 米クレジットカード大手マスターカードが1日発表した第1・四半期決算は、調整後1株当たり利益が3.31ドルとなり、LSEGのデータに基づく市場予想3.24ドルを超えた。純売上高は前年同期比10%増の63億5000万ドルだった。

米連邦準備理事会(FRB)が依然金融引き締めを維持しているものの、賃金上昇と労働需給の逼迫が続いて、カード利用者の雇用は安定しており、財布のひもは締められていない。こうしたことが同社の好業績につながった。

HSBCのアナリスト、ソール・マルティネス氏は顧客向けメモで「見栄えはしないが、堅調な結果のように思われる」と評価した。