[パリ 6日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた4月のフランスHCOBサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は51.3に上昇し、好不況の分かれ目である50を2023年5月以来初めて上回った。

速報値の50.5から上方修正された。3月は48.3。

ハンブルク商業銀行(HCOB)のエコノミスト、ノルマン・リープケ氏は「借入コストの低下など資金調達条件の改善、顧客需要の高まりがサービス部門全体の活動の改善をもたらした主な要因だ」と述べた。

雇用指数が51.5から53.2に上昇し、楽観的な見方の持続を示唆した。

サービス業と製造業を合わせた総合PMIは50.5。製造業は依然縮小局面にあり、サービスの好調を反映した形となる。