[ワシントン 7日 ロイター] - 米エネルギー省は7日、戦略石油備蓄(SPR)補充のため最大330万バレルの原油購入を模索しているとの声明を発表した。

バイデン大統領は、2022年のロシアによるウクライナ侵攻以後、過去最大となる1億8000万バレルのSPR放出を指示し、SPRは過去40年間で最低の水準にとどまっている。

一方、政府は原油価格が目標の1バレル=79ドルを上回っていることから、最近補充を停止している。

米大統領上級顧問(エネルギー・投資担当)のエイモス・ホクスタイン氏は6日、SPRについてはいかなる供給不安にも対応できる十分な量を確保しており、その使用方法を巡り市場の動向を注視していると述べた。