Kazuhiko Tamaki

［東京　７日　ロイター］ - 林芳正官房長官は７日午後の会見で、７日に行われるロシアのプーチン大統領の就任式には出席しないとの方針を明らかにした。

就任式への招待は、ロシア側から直前に在ロシア大使館にあったとも述べた。

林官房長官は、ロシアのウクライナ侵攻は国際秩序を揺るがす「暴挙」であると改めて指摘するとともに、ウクライナが永続的な平和を求めていくための取り組みを日本政府としても強力に行っていくとの見解を示した。

併せて日本とロシアが隣国として対処するべき事項については「適切に対処していく」との方針も指摘した。

プーチン大統領の就任式をめぐっては、米国が就任式に代表を派遣しないと表明しているほか、欧州外交筋によると、欧州連合（ＥＵ）加盟国中２０カ国は就任式を欠席するが、７カ国は代表を派遣する予定。フランス、ハンガリー、スロバキアなどが代表を送るという。