[12日 ロイター] - 世界銀行は12日、ミャンマーの2024─25年度成長率が1%前後にとどまるとの見通しを示し、昨年12月時点の2%から下方修正した。

2021年の軍事クーデターを受け、同国では暴力の激化、軍政が今年発表した徴兵制導入による労働者不足、通貨安でビジネスが困難になっている。

今年3月までの通期国内総生産(GDP)成長率は1%と推定していた。

世銀は「24/25年度成長予想の下方修正は、高インフレの継続、労働力、外貨、電力へのアクセスに対する制約が主因で、いずれも前回の予想より活動への影響が大きくなる公算が大きい」と指摘した。