自民党の石井正弘参議院議員が来年夏に行われる参議院議員選挙に立候補せず今期限りで引退する意向を明らかにしました。

RSK

(石井正弘参議院議員〈78〉)
「私は来年の参議院議員選挙には立候補致しません」

今期限りでの引退を表明した自民党の石井正弘参議院議員です。石井氏は1996年から4期・岡山県知事を務め、2013年の参院選で自民党公認候補として岡山選挙区から初当選。地方創生などを訴え現在、2期・参院議員を務めています。引退については2019年の再選時からすでに考え始めたといいます。

(石井正弘参議院議員)
「体調等に特に現在問題があるわけではございませんが、元気なうちに後進に道を譲るべきであると考えた次第でございます」

また、石井議員は派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、2018年からの5年間で総額378万円のキックバックを受け取っていました。(現在は収支報告書を訂正)

引退との関連はないということですが残りの任期で、全力で政治刷新に取り組みたいと話します。

(石井正弘参議院議員)
「世の中が激動の時代で動いております。新しい感覚を持った方。先進な考え方を持った方。そして岡山の事を思っている方にバトンタッチをして、若い世代の考えを思いを政治の方に生かしてもらうこういう時期に来たのかなと」

石井議員は、任期満了となる来年7月までは政治活動に奔走するとしています。次期参院選の自民党公認の候補者については今後、選考する予定だということです。