岡山県では57年ぶりとなる全国植樹祭の開催までいよいよあと2日です。式典会場ではきょう(24日)もリハーサルが行われ、準備が大詰めを迎えています。

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全国植樹祭は、森林や緑の大切さなどに理解を深めてもらおうと、毎年各地で行われているもので、岡山県では57年ぶり2度目の開催です。2日後に迫ったきょう伊原木知事が会場のジップアリーナ岡山で、式典に出席される天皇皇后両陛下の導線などを最終確認しました。

(伊原木隆太 岡山県知事)
「臨場感が増してきて正直ドキドキしています。岡山県民として誇らしいと思えるような大会にしたい」

会場の準備も着々と進められています。天皇皇后両陛下が着席される「御座所」の背面には、県産のヒノキとスギを使った伝統技法「組子細工」の装飾が施されています。さらに・・・

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(千神彩花キャスター)
「会場入り口付近には興陽高校の生徒が作った花絵が飾られています。全国植樹祭を華やかに彩ります」

花絵は、赤や紫のペチュニアなどを使って、県内の三大河川を表現しています。

また、釘などを使わず木材のみを組み合わせて作られた六角形の入場ゲートも、県内外からの式典参加者を歓迎します。天皇皇后両陛下はあさっての式典当日、会場でお手植えとお手播きなどをされ、その後倉敷市真備地区を訪問されるということです。

(スタジオ)植樹祭に伴いあす(25日)から道路の交通規制が始まります。まず、岡山市中心部ではJR岡山駅西口周辺を中心とした区間で午前11時から順次、車・バイクが通行止めになります。

また、倉敷市では真備地区で、あさって(26日)午後から、順次規制されます。岡山県警は、「規制エリア・規制時間帯の通行は避け、現場の混雑緩和に協力して欲しい」と呼びかけています。