2022年11月に開いたフェアトレードフェスタ=佐賀市のどんどんどんの森

 佐賀市のNPO法人愛未来(竹下敦子理事長)は11日、同市のアバンセでフェアトレードのイベントを開く。フォーラムとマルシェを開催し、途上国の製品などを適正な価格で買って貧困問題の解決を目指すフェアトレードへの理解を深めてもらう。

 午後1時からのフォーラムでは、ファッション業界の影を描く映画「ザ・トゥルー・コスト」を上映し、フェアトレードシティくまもと推進委員会の明石祥子代表理事が講演する。マルシェ(午前10時〜午後5時)には10店舗が出店し、フェアトレードのコーヒーや菓子を販売する。

 フォーラムの参加費はフェアトレード商品のチョコレート付きで1500円(大学生以下と同伴者は千円)。締め切りは10日。

 竹下さんは「最近は学校でもフェアトレードを学ぶ。先生たちとも連携して、フェアな世界の実現を目指したい」と話す。問い合わせは竹下さん、電話090(2583)4716。(花木芙美)