スタッフの手ほどきを受けながらワークシートに記入する参加者=佐賀市のさが水ものがたり館

 国内有数のミスコンテスト「ミス・ジャパン」の佐賀大会ファイナリストが11日、佐賀市のさが水ものがたり館で金融講座を受けた。大会に向けたビューティーキャンプに参加している「ミス」「ティーンズ」「ボーイズ」など5部門の計21人が、株式について理解を深めた。

 教養として今の時代に欠かせない金融の知識を学んでもらおうと、野村証券佐賀支店(二又英一支店長)が協力。野村ホールディングスの酒井賢一さんが株式の仕組みや株価の変動、証券会社の役割について解説した。

 2万円を元手にお金をいくら増やせるかを競うゲームでは、参加者が架空の会社の株主となり、事業が社会のニーズに合っているかどうかを予測しながら株を売買。損益をワークシートに記入し、一喜一憂していた。

 ミス部門の竹下友梨さん(21)は「子どもの頃に受講していたらもっと早く株に興味を持ったと思う。いつか新NISAにも挑戦してみたい」と話した。

 佐賀大会は8月5日に開かれる。昨年は日本大会で、佐賀県代表の吉田愛さんがグランプリに輝いた。(伊東貴子)