8月3、4日の松江水郷祭花火大会に設ける有料観覧席の販売が7日、始まった。27種類の座席を用意し、販売を始めた中で最も安いのは車いす席の2500円、最高値はVIPテーブル席(定員4人)の16万円。未就学児は保護者のひざの上で観覧する場合無料。小学生以上はチケットが必要。チケットは大会当日までインターネットや、コンビニエンスストアの情報端末で購入できる。

 今年は2日間で計約2万5千席(1日当たり1万2500席)を設け、宍道湖北岸の「湖北エリア」、白潟公園沿いの「白潟エリア」、岸公園や夕日スポットとるぱ周辺の「湖南エリア」に座席を用意する。

 中高生を除く一般人が利用できる1人当たりの最安値は、昨年が5500円なのに対し、今年は2500円となった。

 パイプいす席や階段席、マス席、カメラ席、車いす席などがあり、1人当たりの料金が最も高いのは食事と飲み放題が付いているVIP1名席の10万円となる。

 中学生や高校生が千円で観覧できる中高生席は、湖北エリアに設置する。ほかの席を中高生が利用する場合、規定の料金を支払う必要がある。

 ローソンチケットのウェブサイト(手数料1枚220円)や、ローソンとミニストップの情報端末(手数料無料)で購入できる。昨年、エリア内で席取りする必要があったブロック席を廃止し、今年は指定席にした。

 中高生席とVIP1名席は後日発売する予定で、販売方法は検討中。問い合わせは松江水郷祭推進会議事務局、電話0852(32)0504。