千葉県議会の新議長に自民党の滝田敏幸県議(5期、印西市・栄町選挙区)が、新たな副議長に同党の實川隆県議(4期、山武市・山武郡選挙区)が就任する見通しになったことが21日、分かった。

いずれも現在開会中の6月定例県議会の最終日である7月9日に議会内での選挙を経て就任する。任期は1年となる予定だ。

滝田県議は現在、同党県連で政務調査会長を務める。熊谷俊人知事肝いりで昨年12月議会で、自民会派の一部に強い反発が出ていた「千葉県多様性が尊重され誰もが活躍できる社会の形成の推進に関する条例」の取りまとめにあたった。

後任の県連政務調査会長には小池正昭県議(4期、成田市選挙区)が選ばれる方向だ。