先月、賛辞が相次いでいるリバプールの遠藤航に対する、まさかの発言が物議を醸した。

 トッテナムとアストン・ビラを指揮した経験がある元イングランド代表MFのティム・シャーウッド氏が、4−1で快勝したブレントフォード戦の後、リバプールのパフォーマンスをこう評したのだ。

「彼らはとても速いが、中盤が好きではなかった。本当に気に入らないね。あのポジション(インサイドハーフ)の(アレクシス・)マクアリステルは嫌いだし、エンドウは好きじゃない」

 この発言は、リバプールの地元メディアが「もっと高く評価するべき」「レッズのファンは信じられないという顔をするかもしれない」と指摘するなど、波紋を広げた。
【PHOTO】華やかコスチュームでエール! アジアカップを彩った韓国女子サポを特集!
 そのシャーウッド氏のコメントが、今度は韓国をざわつかせているようだ。韓国メディア『XSPORTS NEWS』によれば、同氏は韓国代表キム・ミンジェからCBの定位置を奪ったバイエルンのエリック・ダイアーについてこう発言した。

「みんなダイアーを批判するのが好きだが、どの監督も彼を使うんだ。彼は(ダヨ・)ウパペカノとキム・ミンジェを打ち負かし、彼らを除外してスタメンを維持している」

 同メディアはこの見解を「トッテナムのレジェンドが衝撃の発言だ」と報道。「キム・ミンジェは怪我なしで着実にミュンヘンのCBを守った。酷使論議も起きたほどだった。だが、カタールでのアジアカップのために1月に不在にすると、これを穴埋めするためにダイアーがレンタルで来ると、驚くべきことが起きた」と綴っている。

「ダイアーは(トーマス・)トゥヘル監督の信頼を受け、キム・ミンジェを押し出した。トゥヘル監督はキム・ミンジェがいない時に、(マタイス・)デ・リフトとダイアーの組み合わせを試し、これが成功した。キム・ミンジェが帰ってきた後も、指揮官のダイアーに対する信頼は相変わらずだった」

 トッテナムではアンジェ・ポステコグルー監督の構想外となっていただけに、「どの監督も彼を使う」という主張には驚きを感じたのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「アジア最強の日本が変化を選んだ」JFAの宮本恒靖会長就任に韓国羨望! 自国と比較し悲嘆「自己満足に溺れた韓国サッカー協会とは違う」

【記事】「こんな幸せなことはない」日朝戦中止→日本代表解散直前に“驚きの発言”をした選手は?

【記事】「絶対してはいけないプレー」堂安律はなぜ味方を叱責したのか「終わってから話もしました」