ボートレース大村の「ミッドナイトボートレースin大村 1st」は28日、初日を終了した。

 A1勝負駆けの古田祐貴(34=香川)が、強い決意で参戦中だ。

 今月末が締め切りの2024年後期適用勝率は前検日時点で6・16とA1ボーダー近辺。前検日には「自分ではそんなにA1は意識してなかったけど、師匠の下田(哲也)さんに言われて尻に火が付いた。今節は必死にもがいてみたい。しっかり自分のレースをしたい」と2018年後期以来のA1昇格を目指し、目をギラつかせていた。

 初日8Rは5コースから1Mの展開が悪く、6着大敗。「Sは精いっぱい行ったけど…。1M判断ミス」と唇をかんだ。相棒49号機は、前々節のGⅠ72周年で野中一平が軽快なレース足で準優進出した好調機。「競ってないので足は分からないけど、前検で弱かった足は、ペラして戦えるくらいにはなっていると思う。2日目からまた頑張りたい」と舟足の底上げはできている様子。気持ちを切り替え、2日目以降の巻き返しに期待だ。