チェルシーは現地4月29日、チアゴ・シウバの今季限りでの退団を発表した。

 2020年にパリ・サンジェルマンから加入したブラジル代表DFは、これまで公式戦151試合に出場。移籍1年目のシーズンにチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献するなど、最終ラインの柱としてチームを支えてきた。

 ブルーズを離れる決断をした39歳は、クラブの公式サイトで次のようにチェルシー愛を語っている。

 「ここは、僕にとって大きな意味がある。1年だけのつもりでクラブに来たが、結果的に4年も過ごした。僕だけでなく、家族にとっても大切な存在だ。しかし、残念なことにすべてのものには始まりと終わりがある。ただ、これが本当の終わりという意味ではない。近い将来、違う役割として、ここに戻りたい思っている。

 言葉にできない愛があるんだ。ありがとうとしか言うことができない。どんな状況でも別れを告げるのは難しいことで、相思相愛となればそれはもっと困難なことだ。しかし、一度ブルーになった僕の心は一生ブルーのままだ」
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 また、加入時に指揮官を務めていたフランク・ランパード氏にも、こう謝意を示している。

「僕は新人としてではなく、リーダーとしてこのクラブに来た。溶け込むのは常に難しいことだが、少しずつグループの一員になることができ、(フランク・)ランパードはその中で大きな役割を果たしてくれた。彼には感謝をしているよ」

 母国復帰が取り沙汰されているなか、来季はどのクラブへ渡るのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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