現地時間4月29日、U-23イラク代表はカタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝で、大岩剛監督が率いるU-23日本代表と対戦。0−2で敗れた。

 中東メディア『winwin』は試合後、イラクの3選手のコメントを紹介。それぞれ日本戦を振り返り、次の3位決定戦に向けての意気込みを口にしている。

MFザイド・イスマイル
「怪我で欠場した選手がイラクのレベルに影響を及ぼした。我々はいくつかのチャンスを逃し、幸運に恵まれなかった。しかし、インドネシアに勝てばパリ五輪に出場できるという希望がまだ残っている。

 次は母国のファンを喜ばせるつもりだ。生きるか死ぬかの戦いであり、我々にとっては最後のチャンス。日本に負けたことで、自分たちのプレーには満足していないが、自信を持っている」
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GKフセイン・ハサン
「日本戦の結果を乗り越えなければいけない。次のインドネシア戦は必ず勝つ。この試合は我々にとって最も重要だ。イラクは目を覚ます必要があり、自信を取り戻せることを楽しみにしている。日本は非常に強い相手なので、負けるのは仕方ない。にもかかわらず、我々は後半、彼らの脅威を抑えることができた」

MFブルンド・アザド
「イラクは(日本戦の)後半にプレーを改善できた。僕たちは決定力を欠いていただけだ。今はインドネシアとの対戦に集中している。勝利はもちろん、イラクのファンを魅了するためにプレーする」

 パリ五輪の出場権がかかるイラク対インドネシアの3位決定戦は、日本時間で5月3日の0時30分にキックオフ予定。敗れたほうが、大陸間プレーオフでアフリカのギニアと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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