日本サッカー協会(JFA)は5月1日、U-23日本代表が2−0で勝利したイラク戦のPlayer of the Match(POM)に、藤田譲瑠チマが選ばれたと発表した。同賞はファン投票によって選出される。

 大岩剛監督が率いる日本は、パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップの準決勝でイラクと対戦。勝てば8大会連続の五輪出場が決まる一戦を2−0で制した。

 藤田は4−3−3のアンカーで先発し、28分に細谷真大、42分には荒木遼太郎の得点をアシスト。決定的な仕事以外でも、巧みなパスワークでリズムを生み、献身的にセカンドボールを回収するなど、攻守に躍動した。
【PHOTO】U-23アジアカップ準決勝イラク戦に集結したU-23日本代表サポーター!
 そんな藤田のPOM選出を伝えたJFAの日本代表公式Xには、「ワイも藤田選手に投票したで」「要所、要所で輝いていました」「チマちゃんおめ」「間違いなくチマが1番やばかった」「チマくんおめでとうございます」といった声が上がった。

 大岩ジャパンの立ち上げからチームを支えてきた男が、パリ行きの切符が懸かる大一番で特大の輝きを放った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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