U-23アジアカップの決勝、ウズベキスタン戦に向けてU-23日本代表の佐藤恵允が意気込みを語った。

 日本は4月29日の準決勝でイラクに2−0で快勝。今大会の3位以上が確定し、パリ五輪の出場権を獲得した。ただ、まだ終わったわけではなく、5月3日には優勝をかけて決勝でウズベキスタンと対戦する。

「ずっと狙っていたことなので、ここまできたら優勝したい」

 そう力強く語った背番号10は、決勝の相手、ウズベキスタンをこう分析した。
【PHOTO】U-23アジアカップ準決勝イラク戦に集結したU-23日本代表サポーター!
「ウズベキスタンは自分が思うに、今まで戦ってきたどのチームよりも一番戦ってくる相手だという印象がある。個人の能力も高いですし、サウジアラビアとの試合を見ても、すごく切り替えの速い、締まったゲームだったので、そういう意味では、一番レベルの高いチームだと思っています」

 今大会、ここまで無得点の佐藤は、現状に悔しさを露わにしつつも、「もうちょっとゴールに直結したプレー、ゴールに向かうような、ボールを持った動きもそうですし、ボールを持たないところの動き、ゴールから逆算した動きを増やしていけば、得点に繋がる」とプレーの改善と、ゴールへの意欲を示した。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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