リバプールの遠藤航が1年で退団する可能性に言及したグレアム・ベイリー記者の発言は現地でも小さくない反響を呼んでいる。

「もしエンドウがある時点でドイツに戻ったとしても、それは大きなショックではない。彼は加入して仕事を終えた。素晴らしい仕事をしたと思うが、彼がブンデスリーガに戻るのは確実に目に見えている」

 同記者が「素晴らしい仕事をした」と語っているように、日本代表のキャプテンは、プレミアリーグ1年目にもかかわらず、立場を確立した昨年12月から不動のアンカーとして奮闘をしてきた。

 ただ、ベイリー記者のコメントを報じたリバプールの専門サイト『ROUSING THE KOP』は、最近のパフォーマンスの低下を指摘。フェイエノールトを率いるアルネ・スロットの新監督就任が濃厚な新シーズンに向け、CBと共に守備的MFの補強が必要だと主張している。
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「おそらく改善が必要なもう1つのポジションは守備的MFだ。エンドウは昨夏に驚きの1600万ポンドで加入して以来、素晴らしい仕事をしてきたが、最近になって彼の限界があまりにも明らかになってしまった」

 同メディアは「その結果、リバプールがエンドウの後釜となるエリート選手との契約を試みる可能性があると思われる」と続けている。

 果たして、遠藤の去就はどうなるか。スロットの動向と共に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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