現地時間5月2日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の3位決定戦で、インドネシアはオリンピックの出場権を懸けてイラクと対戦する。この一戦を前にインドネシアのシン・テヨン監督が記者会見に臨んだ。

 インドネシアは4月29日に行なわれた準決勝のウズベキスタン戦、粘り強い戦いを見せていたなか、68分にクロスから先制点を献上。84分には、リズキー・リドーがラフプレーにより、レッドカードを受けて退場となった。

 その後、10人での戦いを強いられると、86分にもオウンゴールで失点。そのまま0−2で敗れている。
【動画】インドネシアDFが退場となったプレー
 インドネシアメディア『Jebreeetmedia』によると、記者会見でシン・テヨン監督は、準決勝の判定について怒りを露わにしたようだ。同メディアが「シン・テヨン監督が審判団を痛烈批判」との見出しで韓国人指揮官のコメントを報じている。

「準決勝のことは、まだ考えなければならないことが頭の中にたくさん残っている。選手たちは良いプレーをしてくれたが、レフェリーの笛によって試合の運命が変わってしまうような状況もある。イラクとの試合は、3位決定戦なのでベストを尽くすだろう。このゲームが上手くいくように、AFCが助けてくれるのを願っている」

 イラクとの3位決定戦は日本時間で3日の0時30分にキックオフ予定。負ければ、アフリカ予選4位であるギニアとの大陸間プレーオフに回り、パリ五輪の出場権獲得を目ざす。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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