現地5月1日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝の第1レグで、パリ・サンジェルマンはドルトムントと敵地で対戦。0−1で敗れた。

 序盤から押し込まれたパリSGは、36分にニクラス・フュルクルクのゴールで先制を許すと、攻勢で出た後半も決定力を欠いて、この1点を返せなかった。

 批判を浴びているのがルイス・エンリケ監督の采配だ。65分にブラッドリー・バルコラを下げて、戦力になりきれていないフランス人FWランダル・コロ・ミュアニを投入したのだ。
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 ロマン・ベドゥク記者は自身のXに「チームに重荷を与えたRKMの投入は明らかに間違っていた」と投稿。ダニエル・リオーロ記者はフランスメディア『RMC Sports』はこうこき下ろした。

「ルイス・エンリケ監督はコロ・ミュアニを左サイドに配置するという交代を1回だけ行ったが、エムバペが輝き、ゴールを決めて、人々が『彼がこのチームで強い選手だ』と言うのを望まなかったからだ。彼は誰にもスポットライトを盗まれたくないのだ」

 劣勢のなか、このスペイン人指揮官が切ったカードは、負傷交代を除くとこの一枚だけだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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