現地時間5月2日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の3位決定戦で、インドネシアはイラクと対戦した。

 インドネシアは19分にイバル・ジェナーのミドルシュートで先制。しかし27分に同点弾を奪われる。その後、延長戦に突入すると、96分に一瞬の隙を突かれて勝ち越しゴールを献上してしまい、1−2で敗れた。

 この結果、インドネシアはフランスで開催されるアフリカ予選4位のギニアとの大陸間プレーオフに回り、パリ五輪の出場を目ざすこととなった。
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 そんななか、インドネシアメディア『CNN Indonesia』は、「一見するとギニアの方が有利だ」とプレーオフの懸念点を指摘している。

「インドネシアがギニア戦の準備に費やせるのは、フランスへの移動日を除けば約5日間だ。疲労はすべての選手に付きまとってしまう。一方のギニアはU-23アフリカ・ネーションズカップを1年前に終えているため、コンディションは良いはずだ」

 同メディアは、さらに続けて「U-23アジアカップのインドネシアの成績は並外れたものだった」としながらも、「ギニアの数名の選手はトルコ、ギリシャ、フランス、スペインなどで活躍している。彼らの個々のクオリティに疑いの余地はない」と相手を警戒。「険しい道にはなるが、オリンピック出場を決めるために、今こそ魂を目覚めさせるべきだ」と鼓舞した。

 パリ五輪の切符を懸けた運命のギニア戦は9日に行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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