清水エスパルスは5月3日、J2第13節で栃木SCとホームで対戦。開始5分に矢島慎也のゴールで先制すると、3分後にルーカス・ブラガの得点でリードを広げる。その後、24分に失点したが、79分に山原怜音、87分には松崎快が加点し、4−1の完勝。これで5連勝を飾り、首位の座をキープした。

 試合後のフラッシュインタビューで、秋葉忠宏監督はチームの戦いぶりを、こう振り返った。

「今日、1万7400人以上のサポーター・ファミリーの方たちが、このスタジアムに来てくれましたから、魂のこもった、非常にエキサイティングでワクワクするようなフットボールができたと思います」
【動画】秋葉監督も喜ぶ!エスパ新戦力2選手の得点!
 前半に得点した矢島とL・ブラガは、ともに新加入の選手。指揮官は2人の活躍も喜んだ。

「温かくなるほどエンジンとギアが入ってくる選手が多いです。日々のトレーニングで連係や連動性が高まってきていますので、そういった意味で新加入選手が(点を)取れているのは、僕としては嬉しいことです」

 チームが首位を快走する一方で、反省点も口にする。

「2−0になってから、急に裏に行かなくなり、仕掛けなくなる。ボールが後ろ、後ろに下がり出しているので、そこが一番もったいないところ。3点、4点を取って休むならいいですけど、休むのが早い。これは引き続き課題になっちゃっているので、強く、強く言いたいと思います」

 今後に向けては、「大型連勝が続くためにも、全員の力が必要です。サポーター・ファミリーも含め、我々全員で勝ち取っているので、また、気を引き締めて。(次のザスパ群馬戦まで)2日間しかありませんから、しっかりと調整して、最高の準備をして、群馬を叩きたいと思います」と気合を入れた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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