現地時間7月1日、ドイツで開催されているEURO2024のラウンド16でポルトガル代表はスロベニアと対戦した。

 ポルトガルは開始5分に最初のチャンスを迎える。左CKにペペが頭で合わせて、こぼれたボールを拾ったディアスがボレーシュートを放ったが、枠を捉えられなかった。

 押し込む時間が続くなか31分には、右サイドを突破したカンセロのクロスにロナウドが頭で合わせるも、GKオブラクにキャッチされる。その2分後、レオンがボックス手前の左寄りで倒されてFKを獲得。これをロナウドが直接狙ったが、惜しくも枠を捉えられなかった。

 さらにアディショナルタイムには、左サイドからのレオンの折り返しにパリーニャがダイレクトで合わせるも、わずかにゴール左に外れた。このままスコアレスで前半を終える。
【画像】ロナウドがまさかのPK失敗!
 後半に入っても攻撃の手を緩めないポルトガルは、54分に前線に上がってきたカンセロがペナルティエリア手前の中央でFKを得る。ロナウドの強烈なキックはスロベニア守護神にセーブされた。

 74分、右サイドのカンセロが左足でクロスを供給。しかしゴール前のベルナルド・シウバにはわずかに合わない。

 89分には、左サイドでボールを奪ったジョッタがそのままドリブルで持ち上がってスルーパス。これに抜け出したロナウドが決定機を迎えるも、GKオブラクに防がれた。このままスコアレスで90分を終えて、延長戦に突入する。

 103分、敵陣中央から強引にドリブル突破を図ったジョッタがボックス内で倒されてPKを獲得する。しかしこれをロナウドがまさかの失敗。絶好のチャンスを逃してしまう。

 その後も得点は奪えず、120分が終了して迎えたPK戦では、GKコスタが相手のキックを3本連続でストップ。ポルトガルはロナウドら3人が成功させて3−0で制した。

 準々決勝では、ベルギーを破って8強入りした強豪フランスと激突する。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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