ハダースフィールドに所属する日本代表DF中山雄太が負傷してしまったようだ。8日、地元メディア『ヨークシャー・ライブ』が伝えている。


 中山は2日に行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)第35節のリーズ戦(△1−1)に先発出場したものの、相手選手との接触で左足を負傷した影響で、26分に途中交代を余儀なくされていた。


 状態に注目が集まっているなか、ハダースフィールドを率いるアンドレ・ブライテンライター監督は8日に行われた記者会見で「中山雄太は残りのシーズンを欠場する」と語り、検査結果を次のように明かした。


「大きなケガとなってしまい、8〜10週間ほどはかかると予想されている。彼にとってはあまりいい結果ではなく、落胆しているが、サッカーなのでケガを強いられることもある。内側側副じん帯損傷なので時間がかかる」


 現在27歳の中山は2022年7月からハダースフィールドでプレー。同年11月には右足のアキレス腱を損傷したことで手術を受け、FIFAワールドカップカタール2022も欠場するなど、長期離脱を余儀なくされた。昨年9月に約10カ月ぶりに公式戦復帰を果たし、今シーズンはここまで公式戦24試合に出場。日本代表にも復帰し、今年1月から行われたAFCアジアカップカタール2023でも2試合に出場していたが、再びしばらく戦列を離れることになってしまった。