レアル・ソシエダは1日、MFマルティン・スビメンディのメディカルレポートを報告した。


 今回の発表によると、スビメンディは4月30日のトレーニング中に左大腿二頭筋を痛めたとのことだ。現在は理学療法による治療を開始しており、復帰時期は負傷箇所の経過次第で前後することを明らかにした。


 幸いにも、スペイン紙『アス』は、同選手のケガについて「ひりひりとした痛みを感じたため、検査を受けることになった」とした上で、「それほど深刻ではない」と指摘。4日のラ・リーガ第34節ラス・パルマス戦の欠場は確実としつつも、次々節にあたる13日のバルセロナ戦には間に合う可能性があるという。ただ、今後違和感が増す場合もあることを留意しなければならないと見解を示した。


 また、復帰に最大限の注意を払い、16日の第36節バレンシア戦に照準を合わせる選択肢もあるようだ。同試合はヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得を占う大一番になる様相を呈しており、お互いに絶対に譲れない一戦となるため、前述したバルセロナ戦を見送る可能性もある模様。何よりも、今夏にはEURO2024を控えていることから、慎重さが求められると併せて伝えている。


 ここまでレアル・ソシエダのフィールドプレーヤーとして最多プレータイムを記録するスビメンディ。この“羅針盤”が不在となるラス・パルマス戦では、ピボーテの位置にベニャト・トゥリエンテスが入ることになりそうだ。