サッカーU−23日本代表は25日、パリオリンピック2024(パリ五輪)の出場権がかかる『AFC U23アジアカップ カタール2024』の決勝でU−23ウズベキスタン代表と対戦。試合後のフラッシュインタビューに大岩剛監督が登場した。


 組織的なウズベキスタンの戦いに苦しめられた日本だが、後半アディショナルタイムに山田楓喜がゴール。終了間際にはPKを献上したが、小久保玲央ブライアンのビッグセーブで得点を許さず、このまま1−0で勝利。8年ぶり2度目の優勝を果たした。


 試合後、フラッシュインタビューに登場した大岩監督は、「非常に厳しい試合で選手たちがよく頑張ってくれたと思います」とまずは選手たちを称え、「選手だけでなく、スタッフも含めて、全員で戦ってきたので大いに喜んで、パリオリンピックに向かいたいと思います」と喜びを語った。


 そして、今大会で注力した点や苦労した部分については「全部ですね(笑)苦労しました。でも、本当に選手たちがよくやってくれました」とあらためて選手たちの姿勢を称えていた。


 最後にパリ五輪に向けて、大岩監督は「国民の皆さんに心配させたり、ヒヤヒヤさせたりしたと思うんですけど、これでアジアチャンピオンとしてパリオリンピックに向かえますので、また再度、我々の背中を押していただければ嬉しいです」と笑顔でコメントしていた。


 なお、優勝したU−23日本代表は、南米予選を1位で終えたU−23パラグアイ代表、アフリカ予選を3位で終えたU−23マリ代表、ヨーロッパ予選を3位タイで終えたU−23イスラエル代表と同居するグループDに入ることが決定した。