前回の日本ハム戦5失点で敗戦投手となった佐々木朗希

ロッテ佐々木朗希と日本ハム金村尚真のインフォグラフィック


ロッテ佐々木朗希が17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に先発する。

今季は6試合に登板して3勝2敗、防御率2.56。日本ハム戦は早くも今季3度目の登板だが、前回10日(エスコンフィールド)は5.2回8安打4三振5四球5失点で負け投手となった。

朗希攻略で勢いに乗った2位・日本ハムはその後5連勝中。3位ロッテは4ゲーム差をつけられており、さらに3.5差をつけてソフトバンクが首位を走っている。これ以上離されるわけにはいかない。

万波中正と佐々木の対戦成績はここまで6打数1安打2三振だが、打つとチームが勢いづくだけに十分に気をつけたい。ほかには4打数3安打の水野達稀、5打数2安打の松本剛にも要注意だ。

佐々木自身も前回の雪辱に燃えているだろう。ホームの声援を背に快投が期待される。

金村尚真は中継ぎから配置転換されて2度目の先発

一方、日本ハムは金村尚真が先発する。富士大からドラフト2位で入団して2年目の右腕。今季は主に中継ぎとして11試合登板で1勝1敗、防御率1.47をマークしており、前回8日のソフトバンク戦(みずほPayPay)で今季初先発してから中8日でのマウンドだ。

その今季初先発は4回6安打2失点。負け投手になったが、再度先発のチャンスが巡ってきた。

ロッテ戦は中継ぎで2回を投げて無失点。昨季は1試合に先発して6回91球を投げ、4安打8奪三振4失点(自責点2)で敗戦投手となっている。今季成長した姿を見せつけたいところだ。

チームは5連勝と勢いに乗っている。佐々木朗希に投げ勝ってチームの連勝を伸ばせば、これ以上ないほどの価値がある。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
DeNA・東克樹−中日・涌井秀章(横浜)
阪神・青柳晃洋−ヤクルト・吉村貢司郎(甲子園)
広島・大瀬良大地−巨人・戸郷翔征(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
オリックス・田嶋大樹−楽天・早川隆久(京セラドーム大阪)
ソフトバンク・L.モイネロー西武・ボー・タカハシ(みずほPayPay)

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